ヴィッテンベルグ


ライプチィヒ中央駅ハウプト・バーホープから小1時間ほどのところに 「ルターのヴィッテンベルグ」Lutherestadt Wittenbergという駅があります。そこから更に1駅のところにあるこの小さな町から、歴史に残る宗教改革が始まったのです。

市教会の聖マリーエン教会から2分歩くと、ルネサンス様式の市庁舎のあるマルクト広場に着き、ここにはマルティン・ルターとフィリップ・メランヒトンの銅像が並んで建っています。市庁舎は1523年に建てられ、20世紀初頭に内部改装が行われましたが、外観はそのまま現存しているそうで、ドイツ中部で最も美しい広場に数えられています。

ルターは1512年神学で博士号を取得後、ヴィッテンベルグ大学で教鞭をとり、1517年10月31日、免罪符の濫売に抗議して95ヶ条を公開します。このテーゼを張り出したのが宮殿教会の扉で、今でもブロンズの門扉が「テーゼの扉」として残っています。

グレイスライン「賛美について」でも触れましたが、会衆賛美はルターが始めました。この重厚な市教会で最初の会衆賛美が捧げられたのかもしれないと思うと、「神は我がやぐら」のフレーズが聞こえてくるようでした。

文責:荒井寿実 

Leipzig - Wittenberg

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風景
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1.車窓から見たヴィッテンベルグ 2.ヴィッテンベルグの町並 3.ヴィッテンベルグの町並
4.市庁舎前のマルクト広場 1 5.マルクト広場に立つルター像 6.市庁舎前のマルクト広場 2
7.ヴィッテンベルグの町にそびえる市教会 8.市教会 9. 一等車両内部
10.途中の駅

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