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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2026年3月8日

先週の礼拝

3月8日(日)10時30分~11時30分
受難節第三主日礼拝
メッセージ:「最後の晩餐・最初の晩餐」
聖書:マタイによる福音書26章17-30節
説教者:東間克美師

※どなたでも視聴できます。

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◆私たちは福音書を通して、弟子たちが主イエスの言葉通り主を裏切ったことを事実として知っています。最後の晩餐の後、ゲッセマネの園で主が逮捕された時、弟子たちは皆、主イエスを捨てて逃げてしまいました。裁判が行われた時、弟子たちは誰一人として、主の証人となりませんでした。さらに、主イエスの十字架の死を目撃した弟子は、ヨハネ福音書によれば12弟子のヨハネただ一人だけです。そして、主イエスのご遺体を降ろし、墓に埋葬したのも弟子たちではありません。誰もが主の十字架から離れてしまったのです。彼らが再び主イエスと出会うのは、主が十字架の死に勝利された復活の後でした。
◆「最後の晩餐」に於ける現実。それは、主を裏切る弟子たちの姿であり、一方で、そのような弟子たちを最後まで愛し抜かれた主イエスの姿を映し出しておりました。同じ場所で、同じ時間を共有し、同じ食事に与りながら、互いに思いは通じない。それが「最後の晩餐」の雰囲気であったのです。このように、自己保身を第一に考えている弟子集団と、彼らの弱さをすべて承知しておられる主イエスが、主の地上での最後の食卓を囲んでいる。「最後の晩餐」は、そのような状況のもとになされたのです。
◆さて、主イエスがなさったこの象徴的な行為と言葉は、「聖餐」という「聖礼典」によって、私たち教会に受け継がれております。主イエスは私たち一人ひとりにも語られています。26節・27節。『取って食べなさい。これはわたしの体である。皆、この杯から飲みなさい。これは罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である』。この言葉は、私たちが主イエスの命に生きる者となるように、という救いへの招きの言葉です。「そんな弟子たち」に、また「こんな私たち」に、主はいつも、そしていつまでも共にいてくださる。
 つまずいても、失敗しても、見捨てることなく、十字架の愛に生きなさい、という約束、救いのメッセージなのです。「こんなわたし」のために祈ってくださる主イエスの祈りがまず最初にあるからこそ、私たちは立ち直ることが出来る。主に祈られているからこそ、弱く、つまずきやすい私たちではあっても、信仰を失わずにいることが出来るのです。
◆「最後の晩餐」。普通は食事の席は楽しいものです。しかし、弟子たちの心情から考えるならば、「最後の晩餐」は恐れと不安に満ち溢れた、重苦しい雰囲気のものであったことでしょう。彼らの誰一人として、主イエスの心を理解することは出来ずに、絶望的な「最後の晩餐」でありました。しかし、主イエスの視点から捉えるならば、この「最後の晩餐」は、ご自身の復活と聖霊降臨の後、福音宣教の使命を託して世に遣わす弟子たちに対する「最初の晩餐」であったのです。
 主イエスとの「最後の晩餐」。弟子たちにとってそれは、主イエスの赦しをいただき、やがて立ち直るための第一歩としての食卓であって、彼らが信仰に立ち帰り、主の使徒としての働きをなすための「最初の晩餐」としての食卓になりました。主の御心を理解出来ずに、混乱と自己保身に陥った弟子たちが、主イエスの祈りによって支えられ、主の言葉に励まされ、また主の「体と血」を繰り返し分かち合う中で、宣教の使命を果たす者へと変えられていった、その原点・出発点となったのが、十字架の前夜のこの食事であったのです。
◆教会はこの「最後の晩餐」であり「最初の晩餐」に生きる群れとして、この世に存在しています。今、教会を形成する私たちは、かつて主の前に的外れな生き方をしていた時でさえも、主イエスは悔い改めと救いの道へと招くために「最後の晩餐」に与らせてくださいました。そして、主を信じて信仰の道を歩む中で、「キリストの体」である教会は、主イエスの裂かれた「体」と、流された「血」を記念する「主の晩餐」を、「最初の晩餐」として分かち合うことによって、生かされ、主イエスの赦しと約束によって歩み続ける群れなのです。
弟子たちは主イエスを見捨てましたが、主ご自身は決して弟子たちを、そして私たちをお見捨てにはなりません。受難節のこの時、主の晩餐と洗足の業、そしてカルバリーの丘の十字架の出来事を心に刻みながら、主に従う決心を堅くしてまいりましょう。

前   奏   -イエスは十字架につけられたまいて- J.S.バッハ 
招   詞   ルカによる福音書22章32節(下記)
賛   美   讃美歌21-123 ひらけ、とこしえの扉よ
主の祈り   
聖   書   マタイによる福音書26章17節-30節(新約p.52)
祈   祷
賛   美   讃美歌21-297 栄えの主イェスの(1,3,5)            
黙   想 
説   教    「最後の晩餐・最初の晩餐」      東間克実師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-303 丘の上の主の十字架(1,3,4)
献   金  
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-27 父・子・聖霊の
祝   福                      東間克実師
後   奏
分かち合い

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   わたしはあなたのために、信仰がなくならないように祈った。
   だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。


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