6月8日(日)10時30分~11時30分
ペンテコステ礼拝
メッセージ:「約束」
聖書:使徒言行録2章1-4、36-40節
説教者:小野慈美牧師
※どなたでも視聴できます。
画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑
ペンテコステ:50番目という意味。ユダヤ教で、過越の祭から50日日に行われた収穫祭です。この日に弟子たちが祈っていると、激しい風のような音が天から聞こえ炎のような舌が一人一人の上にとどまりました。すると「一同は聖霊に満たされ」て、いろいろな言語で話し出したのです(2:1-4)。エルサレムには祭のために各地からユダヤ人が来ていました。自分の生まれ故郷の言葉で弟子たちが話すのを聞いて驚き、中には「あいつらは酔っているんだ」という人たちがいました。
そこで、ペテロが話し始めました。イエスは十字架で殺されましたが、32 神はこのイエスを復活させられたのです。・・33イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました。「私たちは酔っているのではなく、聖霊を受けたのです。」さらにペテロは続けます。36「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとなさったのです。」37人々はこれを聞いて大いに心を打たれ、・・「兄弟たち、私たちはどうしたらよいのですか」と言った。そこで、ペテロは答えます。38「悔い改めなさい。めいめいイエス・キリストの名によってバプテスマを受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。」
(1)悔い改めなさい
悔い改めとは気づくこと。自分は悪い人間だと認めるということではない。36節には「あなたがたが十字架に付けて殺したイエス」と書いてあります。中には、イエスの十字架を目撃した人もいたかもしれません。しかし、大部分はイエスを知らない人たちです。しかし「人々はこれを聞いて大いに心を打たれた」のです。聖霊が働いて、人々の心に「これは自分のことなのだ」という思いを与えたのです。聖書の「罪」とは「的外れ」という意味です。犯罪ではなく、神の愛に対し無関心でいることです。あらぬ方向を見ていることです。そして、十字架とは、神の痛みのあらわれです。十字架に出会うとき、いかに自分が神を悲しませてきたのか、それにもかかわらず、神は私を赦し追い求めておられるのかを知るのです。この気づきが悔い改めです。バプテスマは、今までの生き方から、神を見上げて新しく生きる方向転換のしるしです。
(2)罪を赦していただきなさい
聖霊の働きは、私たちに罪の赦しをもたらします。イエスさまが復活して今も生きておられ、人類一般ではなく、この「私の罪」を赦すために命をかけてくださった。このイエス様に信頼と尊敬をこめて「あなたこそ、私の主です」と告白し、生きていく。これが私たちの信仰です。聖書が約束することは、私たちの罪が主イエスキリストの十字架によって赦されていること。そのことを信じるならば恐れなくても良いということです。主イエスは復活なさって、十字架が神の子の死であることを、お示しくださいました。聖霊はその真理を、今、私たちに知らせてくださっているのです。だから、私たちは、罪赦された者として、恐れないで生きることができるのです。
(3)この約束は誰にでも与えられている
39 この約束は、あなたがたにも、あなたがたの子供にも、遠くにいるすべての人にも、つまり、私たちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです。」
自分は神から「遠くにいる」と感じておられる方があるなら、あなたをこそ、神様は招いておられます。むしろ、神様の方から近くまで駆け寄ってきてくださって、さあこちらに来なさい。聖霊を受けなさいと言っておられます。神の愛に気づいて、悔い改めるならば、罪赦された者として、恐れずに生きることができるのです。神様は、保証してくださっています。この約束は、誰にでも与えられると。
前 奏 - 来ませ みたまの神よ - A.アルムスドルフ
招 詞 使徒言行録2章41-42節(下記)
賛 美 讃美歌21-342 神の霊よ、今くだり
主の祈り
聖 書 使徒言行録2章1-4,36-40節 (新約p.214)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-348 神の息よ
信仰告白
黙 想
説 教 「約 束」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-394 信仰うけつぎ
献 金
感謝祈祷
バプテスマ式 (讃美歌21-67 貴きイェスよ(1,2,4)
愛唱賛美歌:「父の涙」、「若き日の愛と夢を」)
賛 美 讃美歌21-346 来たれ聖霊よ
祝 福 小野慈美牧師
後 奏
幼児祝福式
分かち合い
**************************************
ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。
■ご意見・ご感想
よろしければ、礼拝視聴後にご意見・ご感想をお寄せください。
また牧師宛のメッセージは、牧師のみでお取り扱いさせていだきます。
当目的以外に利用いたしません。
ご意見・ご感想はこちら
〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979