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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

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礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2023年10月1日

先週の礼拝

10月1日(日)10時30分より
メッセージ:「惑わされないように」
聖書:マルコによる福音書13章1-13節
説教者:小野慈美牧師

※どなたでも視聴できます。

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Ⅰ)終末のしるしについての問答
 主イエスが神殿の破壊の予告をされたとき弟子たちが尋ねました。「そのことはいつ起こるのですか。また、そのことがすべて実現するときには、どんな徴があるのですか。」(4)
1)世の終わりはいつ来るのかについては、(13:32)「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。父だけがご存じである。」と主は答えられました。
2)世の終わりの徴は何かという問いには、イエスは4つの前兆を挙げておられます。6-13
①偽キリストが大勢現われる。②戦争や、戦争のうわさを聞く。③地震や飢饉が起こる。
④キリスト者に対する迫害(9-13a)。このマルコ福音書が書かれた当時の初代教会の信徒たちにとって、4つめの迫害は、身近なことでした。このような迫害は、現在の私たちには縁がないように思われますが、私たちの信仰がゆさぶられることは、今もたくさんあります。
Ⅱ)私たちにとっての迫害
クリスチャンの教会生活の平均の長さ、つまりバプテスマを受けて教会生活を続ける長さは、平均3年だそうです。若い日にバプテスマを受けても、就職や結婚などで礼拝に来なくなる。教会との関わりがなくなってしまった方たちが多い。
①ひとつの理由は、教会や牧師に失望するということでしょう。私も約40年、牧師を続けてきました。その間に、私の言動が原因で、教会を離れた人がおられるかもしれない。本当に申し訳なく思う。そのような方がおられれば、他の教会でつながっていてくださればと願います。しかし、一方で、教会や牧師に高い理想を押し付けて、それがかなわないときに「裏切られた」と思っている場合もあるのではないか。教会や牧師に一方的に理想を押し付けて「傷ついた」と言って裁くことにも問題はあると思います。
②教会を離れる理由として、もっと、深刻なのは、神に失望してしまうことです。たとえば、交通事故や災害などで、愛する者を失う。どうして、このようなことが、という問いです。詩編には、嘆きや、叫びの内容の詩編が多い。詩編の作者たちも、さまざまな苦難の中で、嘆き、訴えています。苦しい状態が続くと、心がくじけることもあるのです。「神よ、わたしの叫びを聞きわたしの祈りに耳を傾けてください。心が挫けるとき/地の果てからあなたを呼びます」(詩62:2-3)。だから、嘆くこと自体は不信仰なのではありません。
Ⅲ)忍耐する力はとりなしの祈りから
「最後まで耐え忍ぶ者は救われる」(13:13)とありますが、人は本当に苦しいときには、祈ることさえできないのです。耐え忍ぶ力は自分の内にではなく、執成の祈りによるものです。
①主にある友の祈りには力があります。皆さん、互いのために祈りましょう。
②そして、何よりも確かなのは、イエスさまのとりなしの祈りです。「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」(ルカ22:31-32)。耐え忍んで生きているときこそ、まさに主イエスは、わたしたちのために執り成し、支えていてくださるのです。
私たちは希望をもって忍耐します。たとえ、今、苦難の只中で何も起こっていないようでも、神は生きておられ、壮大なご計画の中で、御業を進めておられる。この私の人生にも神様は関心を持っておられ、主イエスが祈っていてくださる。主イエスは、こう約束してくださいました。「わたしは、世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる(マタイ28:20)」。
世の終わりがいつ来るのかはわかりません。世の終わりを待つ私たちの生き方は、絶えず主が共にいてくださる日々の積み重ねです。びくびくおどおど生きるのではなくて、さまざまな個人的な、そして、地球規模の困難はあるけれども、今、この日も、主が約束してくださったように、共にいてくださる。この約束をにぎりしめて歩みましょう。



前   奏  - ああ神よ、天よりみそなわし給え-J.パッヘルベル
招   詞   詩編103編1-2編(下記)
賛   美   讃美歌21-51 愛するイェスよ
主の祈り   (「讃美歌21」 93-5-B 日本キリスト教協議会統一訳)
賛   美   -主をほめたたえよ-         聖歌隊
聖   書   マルコによる福音書13章1-13節 (新約p.88)
祈   祷
賛   美   讃美歌21-151 主をほめたたえよ
黙   想
説   教   「惑わされないように」       小野慈美牧師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-532 やすかれ、わがこころよ
献   金  
感謝祈祷
聖 餐 式
賛   美   2023年主題賛美歌「常に主を覚えて」
祝   祷                     小野慈美牧師
後   奏
分かち合い

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1わたしの魂よ、主をたたえよ。わたしの内にあるものはこぞって/聖なる御名をたたえよ。2わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。(詩103:1-2)


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