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横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

お問い合わせはTEL.045-323-2967 

〒221-0804 神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43

礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2023年8月13日

先週の礼拝

8月13日(日)10時30分より
女性会担当礼拝
メッセージ:「あけぼのの光に向かって」
聖書:エフェソの信徒への手紙2章14-17節
説教者:飯島節子

※どなたでも視聴できます。

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毎年8月には6日の広島、9日の長崎を覚え、多くの犠牲によって今の平和を頂いていることを痂射しています。この平和を維持し続け、どんな戦争にもNO!と言い続けなければいけないと思います。  そして、78年前の8月15日、第二次世界対戦が終わりました。戦争が終わる3ヵ月ほど前の5月29日、横浜はアメリカ軍の爆撃により大きな被害を受けました。横浜大空襲です。反町、青木橋、横浜駅周辺は大変な被害で、横浜は焼け野原となりました。 捜真女学校は、1910年に山手から中丸に移り美しい校舎が建てられました。その全ての校舎が横浜大空襲で30分で燃え落ちてしまいました。その捜真女学校の復興の中心になってくださったのは、その時の校長先生であった千葉勇先生(捜真教会の初代牧師)と戦争前に宣教師として英語を教えてくださっていたエイカク失生です。戦争が始まると、エイカク先生はアメリカに強制送還されましたが、戦後すぐに捜真に戻ってこられました。ある日の夕方、千葉先生とエイカク先生は、捜真の焼け跡に立ってお祈りされました。「神様、み心ならばここに捜真女学校を復興させてください。さらに、許されるならば、教会を作らせてください」。お二人のこの祈りを神様は実現してくださいました。多くの方々のお祈りとお支えとご尽力によって、捜真女学校が、捜真教会が、今日あることに心から感謝しています。 失程の聖書に、イエス様は「ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊し」、「十字架によって敵意を滅ぼされました」とありました。イエス様の十字架は、和解の象徴・平和の印です。イエス様の十字架によって、私たちは神様と和解させて頂き、他者と和解させて頂けるのです。そこに「平和」があるのです。平和は戦争がない状態だけではありせん。貧困、飢餓、差別、虐待、格差社会の様々な問題がある状態は、決して平和ではありません。私たちは、イエス様の心と目と耳を頂いて、イエス棣が十字架で示された愛を伝え、平和な社会構築のために出来ることをして参りたいと思います。  ドイツの牧師・神学者、ボンヘッファーは、第二次世界大戦を開始し、ユダヤ人やジプシーなどの虐殺を行ったヒットラーの暗殺計画に加担した牧師でした。牧師が暗殺など考えられない行動ですし、ボンヘッファーも許されないことは充分わかっていました。しかし、ヒットラーの残忍な行動を止めるために行動したのです。その暗殺計画は発覚し、ボンヘッファーは捕らえられて処刑されました。39歳でした。「善き力に我囲まれ」は、処刑される4ヵ月ほど前に書かれたボンヘッファーの最後の詩です(讃美歌21-469番)。「善き力に我囲まれ、守り慰められて、世の悩み共に分かち、新しい日を望もう」死を覚附している中で、力強い励ましと、主にある希望に生きる事を願っています。 人生には、自分ではどうしようもないこと、出来ないこと、様々な問題が起こります。高齢者にとっては、体のこと、病気のこと、経済的な不安、死のこと。若い方々には、学校のこと、仕事のこと、子育てのこと、親の介護等々挙げたらキリがありません。でも、私たちは主の善き力に不思議にも守られています。  神様の創造の最初の言葉は「光あれ」でした。イエス様は「私は世の光である」とおっしゃいました。光は暗闇で輝くのです。私たちが、日々の生活で悩み、悲しみ、恐怖や不安の中にいる時、目の前が真つ暗であるように感じる時、光であるイエス様が共にいてくださり、私たちが抱えている様々な重荷ごと、私たちを背負ってくださいます。  イエス様の先駆けとして誕生したバプテスマのヨハネの父ザカリアは「あけぼのの光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らを平和の道に導く」と歌います。(ルカ1:78-79)。「あけぼのの光」、暗い夜が去り朝が訪れます。その「あけぼのの光」に向かって、私たちは歩いているのです。「お先真つ暗」ではありません。「あけぼのの光、命の光」であるイエス様。「明けの明星」(黙示録22:16)であるイエス様に導かれて私たちは歩いているのです。「平和の道」は、神様と和解させていただき神様に向かって生きることが許されている道です。その道は、イエス様の十字架の赦しによって導かれる道です。そして、イエス様の復活の喜びと希望、永遠の命の恵みを頂く道です。その全てを感謝し、信仰を日々強めて頂けるように、聖雲の助けを祈って参りたいと思います。善き力に囲まれ、守られているのです。祈りつつ、力強く生きて参りましょう。




前   奏   ― プレリュード2番 ―    G.Nivers
招   詞   エレミヤ書29章11節 (下記)
賛   美   こどもさんびか34キリストのへいわ(平和,赦し,光)
主の祈り  
賛   美   Amazing Grace(讃美歌21-451) トーンチャイム
聖   書   エフェソの信徒への手紙2章14-17節(新約p.354)
祈   祷
黙   想
説   教   「あけぼのの光に向かって」      飯島節子
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-469 善き力にわれかこまれ(1,4,5)
献   金    主我を愛す       トーンチャイム
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-25父・子・聖霊に
祝   祷                     小野慈美牧師
後   奏
分かち合い

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わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。
                             (エレミヤ29:11)


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