横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

教会広報担当が発行する教会機関誌「おちぼ」年数回の発行で、教会員、幼稚園へ配られます。

おちぼ 125号 新教育館の完成

■新教育館の完成

　1955年に創立以来、今年で57年を迎える捜真幼稚園に、新教育館が出来ました。今年3月に退任された森島牧人先生が、現在置かれている幼稚園の状況と少子化の中での将来に向けてのステップとして、3歳児保育の強化（増強）が重要課題である、とのコンセプトで建設に踏み切った ものです。森島牧人先生は関東学院学院長として活躍されています。関東学院は幼稚園から大学までの一貫教育の学校であり、長年教育に携わってきた森島先生の経験から、幼稚園の将来についての的確な判断をなされました。限られたスペースの中での建物の新設は、日本一と言われる教会学校の生徒のための教室確保のためにも必要不可欠であると思います。

　少子高齢化の進む中での幼稚園の将来は決して安泰ではありません。横浜市はこうした親の就労形態の変化・少子化に対する教育・保育のニーズに応えるべく、認定こども園化を推進しています。捜真幼稚園も、そうした要望に応えるべく、認定こども園の認可を受ける準備をしています。
　捜真幼稚園は設立以来、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。（�Tテサロニケ5・10）」のみ言葉を掲げて、キリスト教保育を基本に、神さまが与えて下さった、いのち・人格・個性の尊さをみとめつつ、その育成を目指してきました。いつも、神さまに祈ることを身に付けた子供たちが、教会学校に通い、その学びを通してそのご両親への伝道がなされていることはこの上ない恵みであり、喜びです。

　初めて教会に足を運んだご両親の中から、礼拝を通して、成人科の学びを通してバプテスマに導かれた方が大勢いらっしゃいます。また、いろいろな事情で教会を離れた幼稚園・教会学校で学んだ子供たちは必ずいつの日か再び教会に戻ってこられます。神さまのお働きの素晴らしさに感謝です。これからも、幼稚園を通して伝道・宣教に心を尽していきたいと願っております。
（幼稚園理事　関山恵一）

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