横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

教会広報担当が発行する教会機関誌「おちぼ」年数回の発行で、教会員、幼稚園へ配られます。

おちぼ123号 「しいのみクラブ」が始まりました

■「しいのみクラブ」が始まりました

今号では利用者の声を聞かせていただきました。

　娘がおなかにいたころ「この子が産まれたら保育園はどうしようね」と夫と話していました。横浜市の保育園の待機児童数を噂には聞いていましたが、実際に区役所へ行き話を聞いてみると、私のように実家の隣に住んでいるということであると減点されて更に見込みがないと言われ愕然としました。
　保育園はあきらめざるを得ないのか、ベビーシッターサービスも視野に入れたほうがいいのか、そしてこれからの私自身の仕事をどうしていくのか悩んでいた矢先に、「しいのみクラブ」が始められることを知りました。産休中の私にとって神様が与えてくださる娘と一緒に大好きなこの場所に帰ってこられることを思うと感謝で胸が一杯になりました。
　1月から「しいのみクラブ」での生活が始まりました。よく眠り、機嫌よく起きニコニコ笑顔で「しいのみクラブ」に向かう朝はとても安心ですが、そんな日ばかりではありません。
　何度も起きて熟睡できなかった日、鼻水が出て少し苦しそうな日「今日は大丈夫かな」と心配になり胸が痛みます。けれどもそんな時にまず思い浮かぶのは「しいのみクラブ」の先生たちの笑顔です。娘が泣いてもやさしく抱っこして温かいまなざしを向けてくださる先生たちがいます。だからいつでも「きっと大丈夫」という思いが与えられ励まされています。
　また、礼拝の時間もあり、聖書も賛美歌もわからない時からその愛と真実の空気に触れることができるのは親としてとても感謝です。
　「しいのみクラブ」での日々が一人一人の子供たちにとって豊かな育ちの時となり、これからの歩みにおける揺るがない土台となっていきますように祈っています。　　　　　　　　　　　黒坂綾子
Tweet

---