10月25日(日)10時30分~11時30分
メッセージ:「わたしのもとに来なさい」
聖書:マタイによる福音書章11章28-30節
説教者:東間克美師
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◆今日の御言葉はマタイ福音書だけに記されております。マタイが主イエスのこの言葉を福音書に残した理由、それは彼自身が主の弟子とされた時のことと関連があると思います。9章9節『イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った』。マタイは仕事が手に着かないほど疲れていた時に主イエスに出会ったのです。ですから今日の御言葉は、マタイが自分自身に語られた主イエスの言葉として記している、そのように捉えることも出来ると思います。
◆私たちも日々の生活で様々な「重荷」を背負い「疲れ」を覚えつつ、他者との関係の中で生きております。ですから自分にとってマイナスと思われることも起きてまいります。誹謗・中傷や非難を受けることは辛いことです。しかしまだ救いがあります。なぜならば、マイナスの評価とは言え、相手が自分の存在を認めているからです。人間関係で最も辛く苦しいことは「無視される」ということです。この「無視される」というのは「見捨てられること」、「人格否定」であって、自らの存在を否定されることなのです。実は主イエスも見捨てられました。最愛の弟子たちに、さらにご自分の父である神様からも見捨てられたのです。主は十字架の苦しみの中で『わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか』と叫ばれました。ではなぜ神様はかけがえのない御子を見捨てられたのでしょうか。それは御子イエスをお見捨てになったことによって、本来ならば滅び行く私たちに、御子によって罪の赦しと救いを与えるという神様の御心が示されているからです。神様は私たちを無視することなく、見捨てることなく、御子を犠牲にするほどの愛をお示しくださいました。
◆私たちと神との間には「罪」という深い谷があります。私たちの努力や良い行い、さらに知識や経験だけでは、この谷を埋めることは出来ません。しかし神様は、ご自身からその「罪の谷」を埋めてくださったのです。それが、御子イエスの十字架です。主イエスによる「十字架の架け橋」によって、私たちは神様と和解させていただき、豊かな交わりに入れていただけるのです。この「十字架の架け橋」を備えてくださった神様の御心、それは「あなたを見捨てない」、というものです。別の表現をするならば、インマヌエル・共にいてくださる、ということです。
◆『疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。』(マタイ11:28)。注目すべきことは『だれでも』ということです。主の許に行くことが許される条件や選別、また制限はないのです。この言葉には『わたしのもとに来なさい』という、主イエスの招きと、『休ませてあげよう』という、主イエスの約束が示されております。まず「主イエスの許に行く」というのは、主の招きへの応答です。具体的には、主イエスを信じ受け入れて、主に委ねること、人生の方向転換をすることです。その結果、私たちにとっての新しい世界である「救いの園」、「福音の恵み」へと導かれていくのです。次に主イエスは「休ませてあげよう」という約束をしてくださいます。この「休ませる」と訳されている言葉には、「張りつめた弦をゆるめる」という意味があります。日々の歩みの中で、重荷や思い煩いで疲れを覚えた時、それらをすべて主イエスに委ね、明け渡すならば、私たちのすべてをご存じの主は、私たちの「張りつめた心」を解きほどいてくださり、心に安らぎを与えてくださいます。主イエスは、いつでも、どんな時にも私たちと共にいてくださり、一人ひとりにとっての最善へと導いてくださる。ですから、大きな重荷を背負い、疲れを覚えた時こそ、主イエスの招きに応える時、主イエスの約束が与えられるチャンスであります。
◆昔、テレビである画家が言っていた言葉が、いまでも心に残っております。それは、明るい絵というのは、赤や黄色などの明るい色だけでは書けないそうです。むしろ、暗い色を少し混ぜた方が、全体の色彩が明るくなるとのことです。この話を聞いて、人の一生もまさにそうであると実感しました。私たちの人生にも、喜びなどの明るい色が映し出される時や、試練・悲しみなどの暗い色が支配する時があります。しかし、私たちの人生のキャンバスは、イエス・キリストという画家が、私たちの疲れや重荷を、喜びや感謝と共に、すべてを調和させ、溶け込ませて、素晴らしい絵に仕上げてくださるのです。ハレルヤ!
前 奏 - 神はわが砦 - D.ブクステフーデ
招 詞 詩編55編23編 (下記)
賛 美 讃美歌21-391 キリストよ、救いの神(1,3,4)[今月の歌]
主の祈り
賛 美 - 神はわが砦 - 聖歌隊
聖 書 マタイによる福音書11章28-30節 (新約p.21)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-155 山べにむかいて(1,2,4)
黙 想
説 教 「わたしのもとに来なさい」 東間克美師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-461 みめぐみゆたけき(1,2,3)
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-24 たたえよ、主の民
祝 福 東間克美師
後 奏
分かち合い
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あなたの重荷を主にゆだねよ
主はあなたを支えてくださる。
主は従う者を支え
とこしえに動揺しないように計らってくださる。
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