1月25日(日)10時30分~11時30分
メッセージ:「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」
聖書:ルカによる福音書23章13-25節
説教者:小野慈美牧師
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<ピラトの苦悩>
使徒信条の中に、「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」とあります。この当時、ユダヤはローマ帝国の支配下にありました。ポンテオ・ピラトは、ローマからユダヤに派遣されていた総督です。彼が総督であった紀元26~36年の期間に、主イエスは十字架で処刑されました。ユダヤ人たちは、イエスを、政治的反逆者にでっちあげ、ピラトに訴えました。ピラトは、イエスを尋問した結果、「何の罪も見いだせない」(23:4)と断言します。
ピラトは、さらに、地元の王である、ヘロデの判断を仰ぎました。その結果も同じだったので言います。「15ヘロデとても同じであった。それで、我々のもとに送り返してきたのだが、この男は死刑に当たるようなことは何もしていない。16だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。」また、ヨハネ19章にはこう書いてあります。1そこで、ピラトはイエスを捕らえ、鞭で打たせた。2兵士たちは茨で冠を編んでイエスの頭に載せ、紫の服をまとわせ、3そばにやって来ては、「ユダヤ人の王、万歳」と言って、平手で打った。・・・5イエスは茨の冠をかぶり、紫の服を着けて出て来られた。ピラトは、「見よ、この男だ(この人を見よ)」と言った。そして、三度目に言います。22「この男には死刑に当たる犯罪は何も見つからなかった。だから、鞭で懲らしめて釈放しよう。…」23ところが人々は、イエスを十字架につけるようにあくまでも大声で要求し続けた。…24そこで、ピラトは彼らの要求をいれる決定を下した。25そして、暴動と殺人のかどで投獄されていたバラバを要求どおりに釈放し、イエスの方は彼らに引き渡して、好きなようにさせた(23:22-25)。ピラトは苦悩します。もし、群衆を押さえつけると、暴動を起こしかねない。バラバを釈放することも危険だが、群衆の暴動のほうが、事態は悪くなり自分の総督としての立場が脅かされる。そこで、ピラトは「お前たちの好きにしろ」とイエスを引き渡しました。
ルカ福音書に描かれているピラトは、単純な悪人ではなく、苦悩する弱い人間であるように見られます。ちなみに、ピラトは後に回心してキリスト者になったという言い伝えがあり、エジプトのコプト正教会、そして、エチオピア正教会では、聖人とされています。ピラトは、自分でも気づかずに最も大切な真実を語っています。つまり、イエスは無罪であると。しかし、この時点では、自己保身のために、真実をそしてイエスを、犠牲にしました。ピラトを非難することは簡単です。しかし、私は大丈夫と言えるか。私たちも、真実を知りつつ、自己保身のために何かを誰かを犠牲にする。その場しのぎの言い逃れをする。間違っていることに気づいても認めようとしない。自己正当化しようとして、必死に言い訳をする。
<ピラトと私たち>
イエスを十字架につけたものと同じものが私の中にもあることを否めません。そうであれば、「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」は「小野慈美のもとに苦しみを受け」と言い換えることもできる。主イエスを十字架につけるに至ったのと同じ罪が私にもあります。しかし、実は、主イエスの十字架は、その私の罪を赦すためだったのです。ペテロはこう告げます。「だから、自分の罪が消し去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい」(使徒3:19)。
悔い改めとは、自分の愚かさ自分勝手さに気づくことです。気づいたときには、「遅かった」のではなく、気づいたときには、それがすでに赦されていたことを知って、さらに驚くのです。AmazingGrace驚くばかりの恵みとはそのような恵みです。
讃美歌21-280の「まぶねの中に」には「この人を見よ」という言葉が繰り返し出てきます。
ピラトは、「この人には罪が無い」という意味で、「この人を見よ」と言いました。しかし、私たちは、「罪なきお方が、この私のために苦しまれた。このお方の苦しみにより、私の罪が赦された。」そのような人として、「この人を見よ」と賛美するのです。
前 奏 - ああ神よ、天より見たまえ - J. パッヘルベル
招 詞 詩篇113編1-3節(下記)
賛 美 讃美歌21-16 われらの主こそは(1,4,5)
主の祈り
賛 美 -新しい天と地を見たとき- 聖歌隊
聖 書 ルカによる福音書23章13-25節 (新約p.157)
祈 祷
賛 美 讃美歌21-405 すべての人に
黙 想
説 教 「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」 小野慈美牧師
祈 祷
賛 美 讃美歌21-280 馬槽のなかに
献 金
感謝祈祷
賛 美 讃美歌21-19 み栄え告げる歌は(1,3,4)
祝 福 小野慈美牧師
後 奏
分かち合い
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ハレルヤ。 主の僕らよ、主を賛美せよ 主の御名を賛美せよ。
今よりとこしえに 主の御名がたたえられるように。
日の昇るところから日の沈むところまで 主の御名が賛美されるように。
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