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礼拝Worship

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2023/12/31の礼拝

12月31日(日)10時30分より
メッセージ:「ビフォアからアフターへ」
聖書:コロサイの信徒への手紙1章21-23節
説教者:東間克美師


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◆21節に『あなたがたは、以前は』、そして22節では『しかし今や』とあります。つまりここにはコロサイ教会の人々の「ビフォアからアフター」が示されております。その内容は2つほど指摘されておりまして、1つは「罪から救いへ」ということです。21節『あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました』。ここにコロサイ教会の人々の「ビフォア」の姿が描かれております。
◆もう1つの意味は「闇から光へ」ということです。実はパウロはエフェソの信徒への手紙5章8節でもこの「ビフォアからアフターへ」ということを記しております。『あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて光となっています。光の子として歩みなさい』。以前はこうであった。しかし今はこうなっている。「ビフォアからアフター」です。「かつては闇の中にいた」。この言葉が意味することは、主イエスによってもたらされた「良い知らせ」、すなわち「福音」を知らない状態のことです。別の表現をするならば、神のいのちから離れていた状態、主イエスによる救いに与る前のことを言っております。
◆『しかし今や』、神は御子イエスの十字架の贖いによって、私たちに罪の赦しと救いを与えてくださり、闇から光へと導き入れてくださったのです。かつて主イエスは言われました。『わたしは世の光である。わたしに従う者は、暗闇の中を歩かず、命の光を持つ』。私たちは、光である主イエスに従っていくことによって、闇から解放され、命の光の中を歩むという「ビフォアからアフター」への恵みに与ることが出来るのです。
◆ところで、パウロがこのようにコロサイ教会と、エフェソ教会宛の手紙で「ビフォアからアフターへの恵み」を強調している理由は何であったのでしょうか。それはパウロ自身が「ビフォアからアフターへ」ということを鮮明に、そして強烈に経験していたからだと思います。「使徒言行録」9章に示されているに、パウロは主イエスの迫害者から主イエスの福音宣教者という180度の方向転換による「ビフォアからアフター」の恵みに与ったのです。誰でも自分のことは語れます。特に恵みの経験は豊かに語ることが出来ることでしょう。私たちもパウロ同様、「ビフォアからアフター」を経験させていただきました。それゆえ人々に語れるのです。
◆さて、コロサイ教会にもたらされた「アフター」すなわち福音の恵みはそのまま私たち自身に、また教会に与えられております。「ビフォアからアフターへ」。それは、私たちの努力や行いではありません。神の恵みとして与えられるものです。つまり、神によって、「いかに生きるか」という道が示されていく時、「アフターの恵み」に与ることが出来るのです。この「ビフォア」と「アフター」の間にあるもの。それが、キリストの十字架の贖いによる神との和解です。このことを私たち自身の生き方に適用するならば「ビフォアからアフター」というのは、自分の領域から、イエス・キリストの支配下に移されたということです。そして、このキリストの支配下にある、ということを別の表現で言うならば、神との正しい関係に生きることであって、そしてこのことこそ「アフターの恵み」にほかなりません。
◆神は私たちを「ビフォアからアフター」へ変えてくださいます。そこには御子キリストの十字架の犠牲が伴っているのです。信仰とは、この主イエス・キリストの十字架の贖いの恵みに対する、献身と応答です。
最後にもう1つ大切なことを申し上げます。それは、神は私たちの「アフターフォロー」もしてくださる、ということです。御言葉に聴いてみましょう。マタイ福音書28章20節後半です。『わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる』。神による「アフターフォロー」。それは「インマヌエル」の恵みであります。






前   奏   - 主はわがかいぬし -    柳瀬佐和子
招   詞   エフェソの信徒への手紙5章8節(下記)
賛   美   讃美歌21-58 み言葉をください
主の祈り  
聖   書   コロサイの信徒への手紙1章21-23節(新約p.369)
祈   祷
黙   想
説   教   「ビフォアからアフターへ」     東間克美師
祈   祷 
賛   美   讃美歌21-513 主は命を
献   金  
感謝祈祷
賛   美   讃美歌21-27 父・子・聖霊の
祝   祷                     東間克美師
後   奏
分かち合い

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あなたがたは、以前には暗闇でしたが、今は主に結ばれて光となっています。
光の子として歩みなさい。(エフェソ5:8)







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