本文へスキップ

横浜駅近く、丘の上にある教会。捜真バプテスト教会です。

お問い合わせはTEL.045-323-2967 

〒221-0804 神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43

礼拝Worship

  メッセージ > 先週までの礼拝 > 2016年10月9日

先週の礼拝

主日礼拝
10月9日(日) 午前10時30分より
説 教:「キリスト・イエスの心を心として」
聖 書:フィリピの信徒への手紙 2章1-11節
説教者:小野慈美牧師

2節の「同じ思いとなり」とは、考えや行動を画一的にすることではありません。「キリスト・イエスの心を心とせよ」(5節、文語訳)ということです。つまり、信仰共同体が、互いの違いを尊重しながら、「主イエスが求めておられることを共に求めていこう」という姿勢です。その内容が3節です。「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え」。
①「利己心」。これと区別しがたい態度が「自己中心」です。必ずしもエゴイスティックではありません。しかし、善意であっても、自分の思い通りにしようとすることは自己中心(self-centered)であり、利己心につながります。善意のときには、自信があるので、自分を絶対化して人をコントロールしようとする高慢に陥ることになかなか気が付きません。人は善意によっても罪を犯すのです。
②「虚栄心」は、他人の評価を求めて自分をよく見せようとする態度です。そして、わたしたちは“近くの隣人を愛することのできない言い訳として、遠くの隣人を愛そうとすることがある”のです。
③「へりくだり」とは、腰が低いというような表面的なことではありません。肩書きや地位などとは関係なく、神を前にして生きるということです。それを忘れると、人間的な序列や優劣が重要になり、自分がどのように位置づけられるかと言うことが、とても気になるのです。
④「相手を自分より優れた者と考え(なさい)」。他者には、必ず自分には無いものがあります。そのことを認めて敬意を払うことです。しかし、わたしたちは優劣を競ったり、序列を気にしたりするものだから、勝ち負けの世界になってしまい、相手を自分より優れた者と考えることが難しくなるのです。
 どうすれば、このように生きられるのでしょうか。それは、神であるお方が人となって、わたしに仕えてくださった、わたしを愛してくださったということを絶えず喜ぶことです。一番偉い立場の方が末席に座ってしまわれました。そしたら、自分たちのうち、だれが一番上かと競い合うことが恥ずかしくなります。「キリスト・イエスの心を心とする」ことこそが、わたしたちを解放し自由に生きさせる秘訣です。屈辱感を覚えずに、へりくだって他の人に仕えることができるのです。

※礼拝視聴にはパスワードが必要となります。お申し込みは こちら

画面内のフルスクリーンをクリックすると全画面になります。escキーで元に戻ります↑


前   奏   - 主はわがかいぬし - 柳瀬佐和子
招   詞   ヘブライ人への手紙 第4章14-16節
賛   美    21-51
主の祈り
交 読 文   交読詩編 第130編
賛   美   - 幸いだ 貧しい人 -            聖 歌 隊
分かち合い   協力団体を覚えて 捜真幼稚園 寺田園長より報告
賛   美    21-542
聖   書   フィリピの信徒への手紙 第2章1-11節 (新共同訳新約 362頁)
祈   祷   
黙   想    
説   教   「キリスト・イエスの心を心として」      小野 慈美 牧師
祈   祷
賛   美   21-289
献   金 
感謝祈祷
賛   美   21-88(アーメン)
祝   祷                            小野 慈美 牧師
後   奏

<神学校を覚える日>
 日本バプテスト同盟では、10月第2主日を「学校・神学校を覚える日」としています。日本バプテスト神学校では今年度、教師コース3名、信徒伝道者養成コース・科目履修生11名、聴講生2名、計16名の学生が学んでおられます。学校・神学校の働きと学生・教職員を覚え、祈りを合わせましょう。

礼拝堂正面のイエス様Soshin Baptist Church捜真バプテスト教会

〒221-0804
神奈川県横浜市神奈川区栗田谷42-43
TEL 045-323-2967
FAX 045-323-3979