2009年4月12日

永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。ヨハネによる福音書17章3節

メッセージ

ヨハネ福音書17章は「大祭司の祈り」と呼ばれる主イエス様の祈りが記されております。この祈りは3つに分けられます。
1.ご自身のための祈り(1~5節)、2.弟子たちのための祈り(6~19節)、3.教会のための祈り(20~26節)

「永遠の命」とは1.時間的な概念ではなく、神との関係概念、2.質的な概念であり、神と共にあることです。具体的には(1)キリストを信じる者に恵みとして与えられる「霊的いのち」、(2)神とイエス・キリストに在るいのち(cf.ヨハネ1:4、Ⅰヨハネ1:1~2)、(3)イエス・キリストを信じる者に与えられる「神のいのち」(cf.ヨハネ3:15~16、5:24)であります。

「永遠の命」は「愛」、どこまでも赦し抜く愛、無条件・無制限の愛に満ち溢れています。復活の主イエス・キリストを知ることは、主の「愛にとどまっている」(ヨハネ15:10)ことです。イエス・キリストを信じるとき、私たちはキリストの愛を豊かに受け、その愛に生きる喜びに満たされ、愛を実践する」者へと変えられていくのです。「永遠の命」とは、このような恵みの現実を指しているのです。

私たちを罪から贖ってくださった主イエス様は、死に打ち勝ち今も生きておられます。イースターのこの時、復活の主にすべてを委ね、明け渡して新たな希望と力と平安をいただきましょう!

東間 克美