神様の招きに答えて   (2009年度10月号より)

イエスは手の萎えた人に、「真ん中に立ちなさい」と言われた。
マルコによる福音書3章1節~6節


主の尊い御名を心からほめ讃えます。

夏から秋への移り変わりにつれて、天地すべてのものを創造された神様の業を思わずにはいられません。神様が私達を作ってくださり、神の愛の中で生きる道を与えてくださいました。

マルコによる福音書3章1節~6節には、イエス様が手の萎えた人をいやされたと書かれています。イエス様の『真ん中に立ちなさい』との御言葉から、その手の萎えた人が会衆の端に追いやられていた事が分かります。ここから読み取れる事は、社会の弱者に対する差別や無関心です。当時の人々にも、現代の私達にも同じことが起っていると言えるのではないでしょうか。

会堂にいた人々は手の萎えた人を心配するのではなく、安息日に奇跡を行うイエス様を訴える為にこの人を利用したのでした。人々はこの人の悲しみや痛みに、共感することが出来ずにいました。私達も家族や友達に対して無関心、愛のない言葉や行いで知らないうちに相手を傷つけてしまってはいないでしょうか。私自身、他の人の痛みに無関心でいました。しかし、私は教会学校で神様の愛を知り、愛に生きる者になるようにと教え育てていただきました。

その教会学校の生徒だった私が、今こうして教会学校やキッズクワイヤーで出会う子ども達の姿を通して、素直に神様の愛に答えて喜んで賛美し、気持ちを正直に告白するような祈りに私自身が励まされています。私もこのようにありたいと日々感じ、こんな私でも用いて下さる神様に感謝しています。

これからも、子ども達と共に信仰の成長をと願っています。

小学5年担任 K.M


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