イースターおめでとうございます (2009年度4月号より)
「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」 ヨハネによる福音書11章25節
主の尊い御名を心からほめ讃えます。
教会学校のみなさま、イースターおめでとうございます。
神様は私たちが罪の中にいる状態から救われ、神の子として生きるために、ご自分の独り子の尊い命を十字架の上に捧げてくださいました。そして信じる者に永遠のいのちを与えるために、イエスさまをよみがえらせてくださったのです。これがイースターです。
この出来事は2000年前の昔に起きたこと、そして今もなお起きていることです。復活の主は今も生きて働いてくださっています。そして、私たちの心に働きかけ、イエス様を信じ従う人に、喜びに溢れた人生を備えてくださいます。
私はこのイースターを覚える時、自分自身の罪に懺悔の思いをもって「ごめんなさい」、そして救われた喜びに満たされて「ありがとう」を言わずにはいられません。
神様は私たち一人ひとりの人生に介入してくださいます。私は子どもの頃、斎藤分町に3年間住んだことがあります。その頃、偶然に捜真幼稚園があることを母が近所の方から知らされ、入園しました。それが神様との初めての出会いです。それはお祈りにおいてでした。祈りを捧げる相手は目に見えない方でした。でも私のたどたどしい言葉をちゃんと聞いていてくださる方がいらっしゃる、そのことがだんだん確かなことと思えるようになり、中学3年生にバプテスマを受けました。
神様を信じて生きる人生は苦しみがない人生ではありません。悩みや悲しみ、苦しみや痛みも、神様を知らなかった時よりはっきりと味わうのです。でも絶望に終わることはありません。それはこの世に勝利されているよみがえりの主イエスさまが私たちといつも共にいてくださるからです。
神様は私たちのいのちの泉です。私たちが喜んで生きることができるよう、「いのちのことば」を与えてくださいます。それは聖書です。聖書は神様の愛、キリストの愛を指し示しています。私たちはこの愛を知り、愛に生きる者になるようこの1年、みなさまと共に聖書のみことばを学んでいきましょう。一緒に神様を礼拝し、み言葉に生きる者とさせていただきましょう。
教会学校校長 東間千鶴子
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