わたしにつながっていなさい。
　　　　　　わたしの愛にとどまりなさい。 （2009年度3月号より）

「わたしはまことのぶどうの木」（ヨハネ15：1）これはイエス様のことばです。弟子たちの愛するイエス様が十字架につけられる、もう真近に迫っているこの時に、イエス様がこの上なく愛され今、不安でいっぱいの弟子たちに語りかけられます。「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながつている。」（15：4）イエス様を愛して止まない弟子たちは、イエス様と離れたくなかったでしょうし、イエス様の方はこれから弟子たちが十字架に恐れをなして逃げていくことも、弟子たちに迫害が起こることも、弟子たちがイエスを愛していることも全てご存じで、なんとかつながっていなさい、私の愛にとどまりなさい、と弟子たちを励まされました。

　去年の3月、捜真幼稚園から巣立っていった子供たちとお母さんたちがいました。幼稚園に来て初めて神様、イエス様に出会い、「わたしにつながっていなさい。わたしの愛にとどまりなさい。」とのイエス様のことばがしっかり胸に刻まれていたかのように、幼稚園を卒園し、キリスト教や神様、イエス様を知らないところへ新しい出発をした子供たちやお母さんたちが、4月から教会学校の小学科、そして成人科Ⅱのクラスに通っています。神様、イエス様のことが大好きな子供たちは、嬉しそうに讃美歌を歌い、お祈りをし、神様、イエス様の話を聞かせてくれます。そしてそのお母さんたちにも神様は子供たちを通して働きかけてくださっていて、光の子として輝いて聖書の学びの時を過ごしています。なんとかイエス様につながっていこうとし、また、しっかり子どもたち、ご両親につながっておられる神様の働きをみせていただいて、信仰を新たにさせられます。

　私も主イエス・キリストにいつまでもつながっていたい、主イエスの愛にとどまりたいと願う者の一人です。これから自分の人生の歩みの中で何が起こるか全くわかりません。それでも今この時、主イエスにつながっていたいと思います。そしてたとえ私の心が神様から離れてしまうようなことがあっても、主イエスが私につながっていて下さることを信じています。

ワーシップ担当　M･K