成長させてくださる神様  (2008年度4月号より)


  大切なのは、植える者でも水を注ぐものでもありません。
     成長させてくださる神なのです。  (コリントの信徒への手紙T 3章7節)

 みなさん、進学・進級おめでとうございます。新しい年度を迎えました。期待と少しの不安を持ちながら環境の変化を味わっていることと思います。
捜真バプテスト教会も今年9月に創立60周年を迎えます。今から記念礼拝、パイプオルガンによるコンサート、信仰の歩みを綴った記念誌発行などの準備を始めています。私たち教会学校もみんなで声高らかに感謝と喜びを持って、神様を賛美しましょう。30数名で始められた教会が、教会学校を盛んにし、幼稚園を開設し、そして500名を超える信徒を生み出していったのですから。私たちの体が赤ちゃんから大人に大きくなっていくように、また教会もその人数が増し加えられてきました。成長した要因は何でしょうか。立派な指導者がいました。献金が捧げられました。祈りを熱くしました。信徒が証しの生活をしてきました。でも、聖書は「成長させてくださったのは神様です。」とはっきり教えています。

 私たちの側に、何かすばらしいものがあるのではありません。ただ神様のお恵みによって私たちは生かされていることに気付かされます。目に見えるものだけではありません。
神様を思う気持ちも、神様を信じる決心も、神様が一緒にいてくださると感じる心も、実は今も生きて働く聖霊の導きをいただいているのです。
 うれしいですね。私たちがどんなに弱くても、失敗しても、裏切ってしまっても、そんな私たちだからこそ、神様はその弱さを支え、罪を赦し、「あなたがたとどこまでも共にいる」と言ってくださいます。私たちをこよなく愛してくださる神様。

 私はその神様がいてくださるから、教会学校の教師をしています。神様が今も働いていらっしゃるから私も働きます。神様が命をくださっているから命をくださった神様のために生きていきます。神様がくださったお恵みを感謝するために証しを続けます。「そのままでいいんだよ」と言ってくださる神様に疑わずに従っていきたいと願っています。

礼拝は、「神様は愛です」「信じる者は救われます」この聖書のメッセージが伝えられるところです。あなたもこの礼拝に招かれています。是非、ご一緒に神様をたたえましょう。

中学科2年3年担任  東間千鶴子


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