交通整理 (2008年度3月号より)

 私がCS教師を務めるようになってから2年が過ぎようとしています。子供たちと過ごす日曜の朝は本当に楽しくて、この2年間はあっという間に過ぎた感じもしますし、もっと前から自分がここにいたような気もします。

少し奇妙な表現になってしまうのですが、2年前はまだCS教師という人たちがどのような方々なのか、よく分かっていませんでした。当時は自分が教会に初めて来てから1年半しか経っておらず、教会でお会いする方々は日ごろ職場などで会う人たちときっと何か違うのだろうなぁと、何となく思っていました。恐らくはお子様を教会学校に預けている保護者の方にも、CSの先生は何か違う種類の(!?)人たちなのだと感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、最近やっと分かってきたことなのですが、実はみなさん普通の方々なのですね。当たり前ですが。日曜の朝こそ子供たちから「先生!」と呼ばれていますが、普段は普通の(?)大学生だったり、会社員だったり、主婦だったり、それぞれの暮らしを送っている方々なのです(「普通の」という言葉には語弊があるかもしれませんが)。そのことが、2年経って、やっと実感できるようになってきました。

同じように、毎週日曜の朝、教会の前で交通整理をしてくださっている方々も、やはり普通の方々です。どなたも、CSに通うお子様を持つ保護者の方々で、普段は職場や家庭でお忙しい生活を送られていらっしゃいます。

そのような方が、毎週日曜には朝早くから教会の前に立って、どれだけ寒くても雨が降っても雪が降っても、子供たちの安全のために交通整理のご奉仕をして下さっています。あまりにも慣れた手つきで交通整理をして下さるものだから、つい「本職の方なのでは!?」などと思ってしまいますが、決してそうではありません。

日曜の朝、教会の前はいつも以上にクルマの往来が多くなり、交通整理の方にかかる負担は大変に大きいものがあります。その負担が少しでも減るようにと、先日保護者の方に宛てて手紙が配布されました。
子供たちが安全で楽しく通える教会学校をこれからも続けるために、保護者の皆様よりご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願い致します

小学科3年担当 H.M


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