神様とみんなと僕 (2008年度2月号より)

 最近は雪も降ったりと、とても寒い日が続いています。しかしそんな中、もう梅の花が咲いていたのを先日発見しました。「春はすぐそこまで来ている」と神様が私にそう伝えてくださっているような気がして、力が与えられた瞬間でした。

 私がCS教師の奉仕をさせていただきたいと願った経緯は、自分がお世話になった場所への感謝というものがありました。生まれた時から捜真教会にお世話になり、教会に行けば知り合いの誰かしらがいて、とても私にとって心地よい居場所であり、安らぐ場所でもありました。熱が出ても教会には必ず出席しましたし、不思議なことに教会に行けば大抵熟も下がっていました。そんな自分を支えてくださっている神様や捜真教会のみんなが子供のころからずっと大好きでした。その感謝からCS教師の奉仕をさせていただきたいと思ったのです。

 しかし、感謝で奉仕をさせていただいているつもりであるのに、私は教会や神様に何も仕えることが未だできていないような気がするのです。むしろ、教会の子供たちや神様から今まで以上に、そして着実に自分の心に響くようなものを、私自身に与えてもらっているのです。「何か恩返しができたらな」と思っていたのに、恵みを今まで以上に与えてもらい、私がくじけそうな時に、神様や教会の子供たちが杖になってくれたり道しるべになってくれたり。

 きっと、私はこの先も神様や教会のみんな、子どもたち、友達、家族や大切な人に支えられて、生きていくのだろうなとそう思います。自分の足で立ちたいと思っても、ひとりでずっと歩き続けることはど、寂しく辛いことはありません。神様はそのことを知っておられ、いつも私の足跡の隣には神様の足跡がいつもありました。いつかは、神様が私にそうしてくださったように、誰かのそばにいつでもいてあげられるような音楽を作れるように、日々祈り生活していきたいと思います。

小学科2年担当 M.S


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