お祈りのススメ  (2007年度11月号より)

 夜寝る前に娘達と布団に入り、寝る前のお祈りを出来るだけ一緒にするようにしています。

長女は、思いついたことを思いついた順序でお祈りします。たとえば、「・・・イエス様のおなまえによって・・・」とお祈りの最後を迎えた時にあわてて思い出し、「あっ(いけない!忘れてた!)、出張で遠い場所にいるお父さんのことも守ってください」などと付け加えたりすることが良くあります。しかしながら最近は難しい年頃なのか、「もう今日は自分の心の中でお祈りはしたから、一緒にはしない」と断られたりします。神様と娘の間でのお祈りです。ですから娘がきちんと神様とお祈りを通してお話し出来ているならそれでいいのかな?と思いますが、こちらは一緒に祈りあえないので、すごく寂しかったりするのです。

一方、次女のお祈りは一言で言えば“長い”です。自分が朝起きてからその日一日の出来事を順序立てて実に細か〜く、細かくお祈りをします。「天にいらっしゃるお父様、今日は朝起きて、ご飯を食べて、幼稚園に行く支度をして、幼稚園へ行って・・・あれして、これして遊んで、それから幼稚園から帰って、どこそこへ行って、あれをして、これをして・・・ごはんをたべて、お風呂に入って・・・今寝るところです・・・」という具合に。より具体的な時には毎食の内容や、おやつの内容までに渡ります。しかも次女は潔癖な性格らしく、したことの順序を間違ってお祈りしてしまうと、そこまで戻って言い直しますので、とにかく“長い”お祈りになるのです。

どちらのお祈りが良いか、なんてことは問題ではありません。どちらも心のこもったお祈りです。お祈りに決まった形などありません。お祈りの形はそれぞれで良いと思います。ただ自分と神様の間で話が出来れば良いだけです。祈りたいけど、どうやって祈ったらいいのか分からない、そんな時がありましたらどうぞ神様とただ“お話”をするつもりで、悩んでいること、困っていること、今日一日の出来事、あるいは感謝したいことを言葉にしてみてはいかがでしょうか?いよいよ今年もイエス様の誕生を祝う季節を迎えます。毎日、神様がイエスさまを私たちに与えてくださった喜びを胸に、感謝の祈りを捧げ、クリスマスを迎え祝いましょう!

小学科2年生担当 M.M


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