主は真(まこと)のぶどうの木  (2007年度10月号より)

 私は小学生の頃絵画教室に通っていました。自分から行きたいと思って通ったわけではなく、共働きの両親が家に置いておくと何をしでかすかわからないと思って、通わせたのでしょう。最初はいやいやで、遊び感覚で通っていました。そうとう不真面目だったことでしょう。でもいつしか結構ちゃんと絵を描いたり作品を造ったりするようになりました。その教室の先生のお陰でしょう。先生は私を叱ることなく、作品をけなす事もなくいつ誉めてくれていました。全て私の個性として一つの作品として受け入れてくれたのでしょう。人に認められ、受け止めてもらえるというのは本当に素晴らしいことだと思います。今だにその先生とは付き合いがあります。
昔の作品を見るとやぶってやりたくなる作品もありますが・・・・

 今私は幼稚科で教師をやらせて頂いています。分級などで、絵を描いたり作品を造ったりすることがあります。
子どもたちの絵も作品もキラキラ輝いて本当に素晴らしいです。どれも個性的で見ていてあきません。私の絵の先生もこんな風に見ていてくれたのかなと、なつかしく感じる時が多くあります。子ども等の一生懸命やる姿に心打たれることがよくあります。その姿の美しさに感動することばかりです。この姿や個性を大切にして育ってほしいと、心から思っています。

 神様はご自身に似せて、私たちを造ったと言われました。それは外見ではなく、内面だったのだろうなと、子ども等を見ていると教えられる気がします。教会に来て子ども等とつながっている、それは私が神様とつながっていると言う事だと思いました。私が子ども等と手をつなぐ様に、イエス様もやさしく私の手をとっていて下さるのでしょう。

♪主はぶどうの木 私は枝です♪  いつもはなれずに ♪
♪主はぶどうの木 私は枝です♪  豊かな実を結ぶ。♪♪♪
                                       
幼稚科 Y.T


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