教会学校のまんなか (2006年度12月号より)
今この巻頭言をお読みになっているみなさんの中には、お子さんを教会学校(Church School, CS)に預けている保護者の方々も多いことと思います。私も同じように娘2人をCSに預けており、また今年の4月からはCS教師として小学3年生を担当させていただいています。おととしの秋、娘たちをCSに連れて行くためにこの教会を訪れたのが、私にとって生まれて初めての教会でした。それから娘たちは続けてCSに出席するようになり、私は教室の後ろでそれを見守るようになりました。その年の11月、七五三祝福式があるからと、今度は初めての礼拝に誘われました。正直に言うと、CSに保護者として初めて参加する時も勇気が要ったのですが、礼拝に出席するのはそれ以上でした。
ところで、10:30に始まる一般礼拝の間は「子供の教会」があり、教会員のご奉仕により子供たちを預かっていただくことができます。娘たちはこれも気に入り、CSと子供の教会の両方を楽しみに毎週教会へと通うようになり、妻と私は毎週礼拝に出席するようになりました。
昨年の4月になると、誘われるがまま今度は自分もCSの”生徒”として成人科に出席させていただくようになりました。この時も、初めて出席する時には少なからぬ勇気が要りました。しかし実際にはとても和やかな雰囲気の中で聖書を学ぶことができ、毎週楽しみに出席するようになりました。その年、つまり昨年、秋の創立記念日にバプテスマを受けました。そして今年の4月から、CSの教師を務めています。
平日は普通の会社員(?)ですが、日曜の朝はCS教師として大勢のかわいい子供たちと一緒に楽しい時間を過ごしています。そして、ふと思うのです。CSは普段の学校と違って、行かなければならない、ということはありません。でもこうしてみんなが集まり、楽しく豊かな時間を共に過ごす。その真ん中にいて、いつも私たちを集めてくださっているのは、神様であり、イエス様に他ならないのだなぁ、と。私をこんなに幸せな場所に導いてくださったことを、神様に感謝します。
もしもお子さんがCSに出席している間、保護者のみなさんに時間があるようでしたら、ぜひ成人科やバイブルクラスに出席なさってはいかがでしょうか?とても楽しいですよ。
小学科3年担当:H.M
|