2代目も母になり (2005年度10月号より)
私が教会へ導かれたのは、母がクリスチャンだからです。父の転勤が多かったにもかかわらず、母は各地で教会へ通いました。幼い頃の教会学校の思い出は断片的ですが、教会学校へ出席し、その後の主日礼拝(大人の礼拝)の間、遊びながら待っていたことを覚えています。
少しずつ成長する中で、多くの心配事や悩みが出てきて、自分の弱さや自信のなさばかりを思う頃がありました。そんな時、母から聖書のみ言葉を教えてもらい励まされました。また、礼拝のメッセージや賛美から心を揺さぶられ、希望を与えられたこともありました。神様はいつも私を支えて下さり、いろいろな方法で私に語りかけて下さると気づきました。
大人になり、私の弱さをご存知の神様は私に同じ信仰を持つパートナーを与えて下さり、ふたりの姉妹を与えられました。子供達が誕生した時、人間の生命の尊さを実感しました。その時、この子供達が神様に出会えて神様の愛を知ることを伝えていくのは親になった私達の使命だと思いました。このように気づかせてくれたのは、今までに学んできた聖書の教えもありますが、母の生き方を通して学んだ所が多いと考えます。
教会学校のスタッフとしてお手伝いしながら、教会学校や教会へ子供達のために通われている沢山のご両親に出会います。私が子供への信仰を考えるように、保護者の皆様も様々な思いをもって子供達を送り出していることを思うと、スタッフとしての責任を感じずにはいられません。と同時に、子供達は共に教会へ通う両親の姿を見て、神様との出会いが深まっていくのだろうと思います。
・ ・・わたしたちは、ひとりで祈ることや家族と共に祈る生活を大切にし、わたしたちが預かった子供たちを神に喜ばれるものになるように教え育て、またまことの心と正しい行いとすべての人を愛することによって、人々を
救い主に導くよう心掛け、主と再び会う時までこの約束を固く守ります。・・・
「教会の約束」より
小学科1年担当 T.T
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