成人科担当
関山恵一

 

成人科の学びより (2010年度11月号より)


『歴史を創る』

<コリントの信徒への手紙T1章1節〜9節>                  
1:1 神の御心によって召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、
1:2 コリントにある神の教会へ、すなわち、至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々へ。イエス・キリストは、この人たちとわたしたちの主であります。
1:3 わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
1:4 わたしは、あなたがたがキリスト・イエスによって神の恵みを受けたことについて、いつもわたしの神に感謝しています。
1:5 あなたがたはキリストに結ばれ、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされています。
1:6 こうして、キリストについての証しがあなたがたの間で確かなものとなったので、
1:7 その結果、あなたがたは賜物に何一つ欠けるところがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れを待ち望んでいます。
1:8 主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。
1:9 神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。



 9月26日、搜真教会は今年創立62周年記念日を迎えました。創立以来、今日まで、豊かな神の恵みを頂いて教会形成を続けてくることができたことを神さまに感謝しましょう。

 「歴史を創る」のは私たちです。教会の歴史は、信仰によって結ばれた私たちの「教会との関わり」によって形成されてきました。したがって、私たちは教会の歴史に責任を負っています。
今朝はパウロのコリントの教会への手紙を読みました。まず、注目していただきたい言葉は「神の教会」です。教会は神のものであり、神の意志、御心によって作られたものです。神の教会はキリストに結ばれていなければなりません。キリストに結ばれていることによって、「すべての点で豊かにされ」「賜物に何一つ欠けることがない」のです。
10節で「皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし、思いを一つにして堅く結びあいなさい」と勧めています。私たちの教会は神の賜物を豊かにいただいています。神が、教会の歴史を創造して行く私たちの歩みを、最後まで支え、導いて下さいます。 

 私たちひとりひとりが、キリストに結ばれていることを信じて、神の恵みを証しする教会として、教会の歴史を創り続けて行きたいと願っています。

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