成人科担当
関山恵一

 

成人科の学びより (2009年度12月号より)


『感謝』
                      <コリントの信徒への手紙II 4章7節〜18節>

11月22日(第4主日)は感謝祭でした。教会では神さまからいただいた収穫を感謝して収穫された果物・野菜などを持ち寄り、老人ホームなどに配って感謝の意を表します。教会の暦はアドベント(イエス・キリストの誕生を待ち望む週)から始まって、感謝祭で終わります。

1年を振り返って「神さまの恵み」を覚えるとき、神さまへの感謝があふれてきます。
「主に感謝せよ。主は恵み深く、その憐れみはとこしえに絶えることがない」と詩篇118編は教えています。
主への感謝は「捧げる」ことに私達を導いていきます。
パウロは神が与える数々の恵み・賜物・宝を「土の器」の中に持っている、と言います。
「土の器」は私たち「宝」はみ言葉を示しています。
私たち一人一人は本当に弱い者、すぐに壊れてしまうもろい土の器のようなものです。
神さまは、そんな私たちの罪を赦し、見捨てず、行き詰まらせず、滅びない者として下さり、最後には、死んでいくこの体に主イエスの復活の命を与えられるのです。

私たちの罪の赦しのために、神さまが与えられたひとり子イエス・キリストの誕生を迎えるこの時、私たちは大きな感謝の気持ちを持ってアドベントの日々を過ごしましょう。   

201の窓より一覧にもどる  教会学校トップページにもどる  トップページにもどる