成人科の学びより (2009年度11月号より)
『時には休みましょう!』
<マルコによる福音書6章35節〜44節>
「さて、使徒たちはイエスのもとに集まってきて、自分たちがしたことや教えたことを、みな報告した。するとイエスは彼らに言われた。『さあ、あなたがたは、人を避けて寂しい所に行って、しばらく休むがよい』。」
31節にも「あなたがたは、人を避けて寂しい所へ行って、しばらく休むがよい」と書かれています。
日本人は働きすぎだ、とよく言われます。休暇を取っても、忙しく動き回り、その、休暇の後また休暇を取りたくなってしまいます。
ヨハネによる福音書の5章17節でイエスさまは「私の父は今もなお働いておられます、ですから私も働くのです」と言われます。これを「あなたがたは、よく働きなさい」と受け止める方もいらっしゃると思いますが、「私が働くから、少しは休むのですよ」と、受け止めることも大切な事だと思います。
マタイによる福音書11章でイエスさまは「疲れた者、重荷を負う者はだれでも私のところに来なさい、休ませてあげよう。」と言われています。
私たちも、走り続けるばかりでなく、時には立ち止まり、心配ごと、悩み事、人生の重荷を本気で、徹底的に主にゆだねてみませんか?主は、必ずそれを受け止め、私たちの重荷を主が負って下さり、休ませて下さるのです。
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