成人科の学びより (2009年度10月号より)
『招いて下さる主』
<マタイによる福音書11章28節~30節>
9月27日は捜真教会の61回目の創立記念日です。
キリスト教会の始まりは、ペンテコステ(聖霊降臨日)と言われています。
でも、本当の始まりは、イエスさまが私たちに向かって「誰でもわたしのところへ来なさい!」と招いてくださった時であると思います。「疲れた者、重荷を負う者・・」は弱い者を示しています。
イエスさまは、徴税人・病人・女性・漁師・・など、その当時の社会的弱者のそばに行き、招き、癒し、赦してくださいました。苦労し、疲れ果てている者を招き「休ませてあげよう」と云われます。
この「休む」という言葉は「休み」ではなく「安らぎ」のことです、安らぎは心の安らぎです。続けて「わたしのくびきを負い、私に学びなさい」と言われます。
イエスさまの「くびき」はイエスさまの教会に行き、礼拝と賛美をささげ、祈り、奉仕をすることです。
日曜日だから休んでいれば良いのに、教会に行く、祈る、聖書を読む、献金をささげる・・・これがイエスさまの「軽いくびき」です。私たちもイエスさまに招かれ、イエスさまのくびきを負い、安らぎをいただく群れです。
イエスさまと共に、すべての人々の重荷や労苦を負う、という素晴らしい恵みの「くびき」です。喜んで、イエスさまと共に生きていきましょう。
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