成人科担当
関山恵一

 

成人科の学びより (2009年度9月号より)


『恵に生かされて』
ローマの信徒への手紙6章4節

今年のファミリー・キャンプは7つの教会から84人が参加して本栖湖で行われました。キャンプのテーマは「恵に生かされて」です。

私たちは本当にたくさんの恵みを神さまからいだいています。「私たちはバブテスマによってキリストとともに葬られ、その死にあずかる者となりました」とあります。このことはとても大切なことで、罪深い人間のためにその命を捨てて下さったイエスさまを信じ、それを告白し、バブテスマを受けることによって、罪深い自分が葬られ新しい命に生きることを約束しているのです。

でも、ひとたびバプテスマを受け、新しく生まれ変わったら、それで十分なのではありません。今度は「罪を憎む」日々を送っていかなければなりません。つまり、日々自分が知らずに、あるいは仕方なしに犯した罪を神の前に告白し、その「罪」を憎み、同じ過ちを起こさないことを神さまに約束するのです。

他の人が犯した罪をも憎みます、でもその人を憎むのではありません、その人のために祈るのです。朝に晩に「祈りの時」を持ち、自分の罪の赦しを願い、隣人の罪の赦しを願う神の恵みに生かされている私たちは、苦しみの中にある人、悩みの中にある人、悲しみの中にある人のために祈りましょう!

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