成人科担当
東間克美

成人科の学びより　（2008年度2月号より）

＜エペソ人への手紙＞のテーマは「教会はキリストのからだ」です（1：23）。この手紙はエペソ教会単独に宛てられたものではなく、ヨハネの黙示録2〜3章に記されている小アジアの諸教会に回覧された「回状」であると言われております。1〜3章の教理的な部分と、4〜6章の実践的な教えを通して「教会の本質」を理解させ、「キリスト者の霊的必要」に応える手紙であります。毎週クラスの愛する仲間と共に、この汲めども尽きない福音の真理を味わっております。その中から「キリストの内住」（3：16〜17）について恵みを分かち合いましょう。実はこの3章17節は、クラスの「テーマ聖句」であり、以前から毎回学びの始めに全員で唱和しています。

　「キリストの内住」は私自身の信仰の歩みの中でいただいている素晴らしい恵みの一つであり、クラスの方々にも是非体験して欲しいと願って、「みことば」に選びました。主イエス様は私たちの心にお入りになろうとしておられます。私たちがイエス様を「私の救い主」として信じ受け入れる時、「キリストの内住」を信仰により、また聖霊の働きによって確信できるのです。

　信じる者の心に主イエス様は住んでくださいます。今この時、あなたの心の真ん中（客間）」を整えて主をお迎えいたしましょう。