成人科の学びより (2007年度10月号より)
<ヨハネの福音書19章17〜30節より>
主イエス・キリストは十字架の上で7つの言葉を発せられました。以下に聖書箇所を記しますので、じっくりと味わってみてください。第1の言葉…ルカ23章34節、第2の言葉…ルカ23章43節、第3の言葉…ヨハネ19章26〜27節、第4のことば…マタイ27章46節(マルコ15章34節)、第5の言葉…ヨハネ19章28節、第6の言葉…ヨハネ19章30節、第7の言葉…ルカ23章46節。
第1から第3は午前中の言葉であり、苦しみの中での「愛の配慮」の言葉です。第4から第7は午後に言われたもので、十字架の御業の本質の言葉です。私は特に第6の言葉『完了した』が印象的です。この「完了した」という言葉は「すべての負債が支払われた」という意味です。
主イエス・キリストは「罪の市場」にいる私たちを十字架の血潮という代価を払って買い戻してくださり(=贖い)、救いの園へと招いてくださるのです。
イエス・キリストの十字架の真の意味は、あなたご自身の「決断」と「選択」によって理解できるのです。
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