成人科担当
東間克美

 

成人科の学びより (2007年度5月号より)

<ヨハネの福音書13章1節〜15節より>

みなさまには「愛読書」があると思います。私は歴史小説が好きですが、一番の「愛読書」は聖書です。この書物には、汲めども尽きない主イエス・キリスト様の福音の真理が全編に溢れています。私が特に好んで読むのは、「ローマ人への手紙」や「エペソ人への手紙」、そして「ヨハネの福音書」です。中でも4章(サマリヤの女性の物語)、13章、そして21章(復活の主の顕現)のみことばが印象的です。

 13章の「主イエス・キリストの洗足記事」で注目したい言葉は、主イエス様が「上着を脱ぎ」、「上着を着て」というものです。これらの言葉は、キリストの十字架と復活を象徴的に表しております。「脱ぐ」というのは「(いのちを)捨てる」、「着る」という言葉は「(いのちを)得る」と同じ語が使われています。

つまり、私たちの罪の贖いの代価として、ご自身のいのちを捨てられた主イエス様の十字架と、死に勝利され復活された主イエス様を表しているのです。

 私たちにいのちと救いを与えてくださる十字架と復活の主を仰ぎつつ日々の歩みをしていきたいと願っております。

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