2008年8月4日
しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。マタイによる福音書15章25節

メッセージ

有名な箇所で、中心聖句は26・27節のことばです。主イエスはイスラエル人の受ける祝福(子供たちのパン)を異邦人(小犬)に与えるのはよくないと言われました。しかしこの女性は素晴らしい言葉を発しました。27節は「自分はイスラエル人の受ける祝福を奪うのではなく、異邦人にも用意されているであろう祝福にあずかりたい」ということです。彼女は娘のために必死に主の癒しを求めました。神様へのお祈りで最も短いものが2つあります。1つは「主よ助けてください」、もう1つは「主よ感謝します」というものです。前者は祈願、後者は感謝のいのりです。テキストの祈りは「祈願」です。私たちの祈りにおいても「お願い」が一番多いと思いますが、主は私たちの祈りを待っておられます。今週も「心を主に向けて」祈る生活をしていきましょう。

東間 克美