教会に「ポジティフオルガン」がやってきました!

  2007年7月1日()午前10時〜 

2007年7月1日 捜真バプテスト教会にてポジティフオルガンの演奏が行われました。


ポジティフオルガンとは主に通奏低音で活躍する可動式のパイプオルガンです。
小島さん所有のポジティフオルガン(草苅徹夫作)を拝借して、パイプオルガンによる礼拝を体験しました。
また、礼拝後は、模型を使って簡単な音の鳴る仕組みを見せていただき、その後、ソロ演奏と他楽器とのアンサンブル演奏を聴かせていただきました。

ふいごにためられた息がパイプを通って風のように礼拝堂に広がり、礼拝堂自体が楽器になったようです。
オルガンには美しい装飾が施され、外見は本当に小さくてかわいいのですが、150本ほどのパイプを備えており、凛とした響きが聴こえてきました。捜真教会に設置予定のオルガンには700本余りのパイプが備えられるのでもっと様々な豊かな音色を持っていることでしょうとおっしゃっていただきました。

出席者からはそれぞれに感じた言葉で「森の中にいるよう、小鳥の声みたい、透明な響き・・・」といった感想が聞かれました。

 

 
演奏曲目 ≪礼拝前≫
         ベーム         パルティータ「ただ神のみ旨に従うものは」
≪礼拝≫
    前奏   フローベルガー    トッカータ エレヴァツィオーネ
    黙想   メンデルスゾーン   アンダンテ レリジオーソ

≪デモ演奏≫        バスリコーダー&フラウト・トラベルソ  森本 薫 氏
    フレスコバルディ  「フィオリ ムジカーリ」(音楽の花束)より  ベルガマスカ 
    バッハ         「オルガン小曲集」より    われは汝を呼ぶ、主イェス・キリストよ
                                  おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け

■小島直子氏プロフィール チェンバロと通奏低音を故鍋島元子、室内楽を有田正広、オルガンを石田一子、林佑子の各氏に師事。
ウンベルト・ピネスキ、ギ・ボヴェ、ミヒャエル・ラドゥレスクのオルガンマスタークラスで研鑽を積む。
チェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソロおよび通奏低音奏者として、またアンサンブルピアニストとして活動している。

関東学院大学チャペルオルガニスト  ※関東学院大学にてチャペルコンサートが行われています

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